歴史の目的をめぐって細川氏綱

細川氏綱　ほそかわうじつな

生没年	永正11年（1514）-永禄6年（1563）12/20
出身	-	幼名	宮寿
別称	清、次郎、家綱
法名	-
戒名	-
父	細川尹賢、細川高国［養父］	母	-
兄弟姉妹	-
配偶者	-
子	-
官位	右京大夫
役職	室町幕府管領摂津国守護
城郭	淀城（山城国）
参考文献	○下川雅弘「三好長慶の上洛と細川氏綱」（今谷明・天野忠幸監修『三好長慶』宮帯出版社、2013年）
関連データ	○史料にみえる細川氏綱の呼称

細川氏綱年表

永正11年　1514年　-月-日　1歳

細川氏綱が生まれる。

出典：-

大永1年　1521年　8月23日　8歳

「永正」より「大永」に年号が改まる。

出典：-

大永6年　1526年　-月-日　13歳

細川氏綱が元服する。

出典：-

享禄1年　1528年　8月20日　15歳

「大永」より「享禄」に年号が改まる。

出典：-

天文1年　1532年　7月29日　19歳

「享禄」より「天文」に年号が改まる。

出典：-

天文7年　1538年　-月-日　25歳

細川氏綱が、堺にて細川晴元打倒の兵をあげる。

出典：-

天文12年　1543年　7月11日　30歳

細川氏綱・藤賢兄弟が本願寺証如に書状を送る。

出典：『天文日記』同年月日条

天文12年　1543年　7月14日　30歳

本願寺証如が細川氏綱・藤賢兄弟に返状を送る。

出典：『天文日記』同年月日条

天文12年　1543年　7月-日　30歳

細川氏綱が10000余の軍勢をもって槙尾城に入城する。

出典：『多聞院日記』同年月27日条

天文12年　1543年　8月3日　30歳

細川氏綱・藤賢兄弟が本願寺証如に出陣につき、和泉国・紀伊国にて氏綱方として一向一揆を起こしてほしいこと、兵粮を借用したい旨を書状にて伝える。

出典：『天文日記』同年月日条

天文12年　1543年　8月6日　30歳

本願寺証如が、8月3日に細川氏綱・藤賢兄弟より依頼のあった和泉国・紀伊国における一向一揆蜂起と兵粮借用の件を断る旨を氏綱に伝える。

出典：『天文日記』同年月日条

天文12年　1543年　9月23日　30歳

本願寺証如が細川氏綱・藤賢兄弟、長塩又四郎、赤沢又三郎に音信を遣わす。

出典：『天文日記』同年月日条

天文12年　1543年　10月1日　30歳

細川氏綱・藤賢兄弟、長塩又四郎、赤沢又三郎が9月23日の本願寺証如に対する返事を出す。

出典：『天文日記』同年月日条

天文12年　1543年　10月20日　30歳

本願寺証如が細川晴元に、細川氏綱との戦いに勝利したことを祝す音信を遣わす。使者は八尾。

出典：『天文日記』同年月日条

天文13年　1544年　1月-日　31歳

細川晴元が細川氏綱を討伐するため芥川山城（摂津国）に入城する。

出典：『厳助往年記』同年月日条

天文13年　1544年　1月-日　31歳

堺にて細川晴元と細川氏綱が戦い、晴元が勝利する。

出典：『厳助往年記』同年月日条

天文15年　1546年　8月21日　33歳

細川氏綱の合力として、筒井順昭が龍田城（大和国）に出陣する。

出典：『多聞院日記』同年月日条

天文18年　1549年　12月12日　36歳

三好長慶が寺町三郎左衛門の借物について、細川氏綱の命により摂津国欠郡は徳政につき返弁は必要なしの旨を伝える。

出典：（天文18年）12月12日付三好長慶書状（「灯心文庫所蔵文書」『戦国遺文三好氏編』第1巻-260号）

天文21年　1552年　2月26日　39歳

細川氏綱、細川藤賢が上洛し足利義藤に出仕する。三好長慶が御供衆として出仕する。

出典：『言継卿記』同年月日条、『足利季世記』巻5「公方三好和談之事」

弘治1年　1555年　10月23日　42歳

「天文」より「弘治」に年号が改まる。

出典：-

弘治4年　1558年　2月28日　45歳

「弘治」より「永禄」に年号が改まる。

出典：-

永禄3年　1560年　1月15日　47歳

三好長慶、畠山高政が淀城（山城国）にいる管領・細川氏綱のもとに礼に赴く。

出典：『足利季世記』巻5「長慶任修理大夫事」

永禄4年　1561年　3月30日　48歳

未刻（13-15時）、足利義輝が三好義興邸を訪れる。安威藤備、安東泰職、石谷光政、小林藤宗、進士藤延が義輝騎乗の馬を曳く。寺町通昭・和久是徳が進物奉行を、三好長逸が惣奉行をつとめる。義輝には、義興が太刀1腰・鎧1領・弓・征矢・馬1疋を、細川氏綱・三好長慶・松永久秀・長逸・三好宗渭・三好長虎・三好帯刀左衛門尉、池田勝正、多羅尾綱知がそれぞれ太刀1腰を進上する。

出典：『三好筑前守義長朝臣亭江御成之記』（『群書類従』）、三好義興等進献物注文（『蜷川家文書』3-747号）

永禄6年　1563年　12月20日　50歳

細川氏綱が淀城（山城国）にて死去する。

出典：『足利季世記』巻6「晴元逝去之事」