歴史の目的をめぐって三好長治

三好長治　みよしながはる

生没年	天文22年（1553）-天正4年（1576）12/27
出身	-	幼名	千鶴丸
別称	彦二郎、彦次郎
法名	-
戒名	-
父	三好之虎	母	小少将（岡本牧西の娘）
兄弟姉妹	三好長治、十河存保、安宅神五郎、新開実綱の妻
配偶者	-
子	-
官位	阿波守
役職	-
城郭	勝瑞城（阿波国）
参考文献	-
関連データ	-

三好長治年表

天文22年　1553年　-月-日　1歳

三好長治が生まれる。

出典：『南海通紀』巻11「阿波屋形長治不弁国家存亡記」

弘治1年　1555年　10月23日　3歳

「天文」より「弘治」に年号が改まる。

出典：-

弘治4年　1558年　2月28日　6歳

「弘治」より「永禄」に年号が改まる。

出典：-

永禄5年　1562年　3月5日　10歳

久米田（河内国）にて畠山高政・安見宗房・遊佐信教・根来寺衆と三好実休が戦い、実休が戦死する。実休の辞世「草からす霜又今朝ノ日に消て報の程は終にのかれず」。
この戦いにより高屋城（河内国）が落ちるとともに、三好長慶の居城・飯盛山城を除く河内国の三好方の諸城が畠山高政方に靡く。

出典：『厳助往年記』同年月6日条、『足利季世記』巻6「久米田合戦之事」

永禄5年　1562年　3月6日　10歳

三好実休が戦死したため、安宅冬康は在番していた岸和田城（和泉国）を放棄する。同城は畠山高政の支配下となる。
足利義輝が慶寿院とともに八幡（山城国）に移る。
六角義賢が勝軍地蔵城（山城国）から清水坂に陣を移す。
三好長慶は山崎（山城国）に撤退する。

出典：『足利季世記』巻6「久米田合戦之事」

永禄11年　1568年　1月2日　16歳

三好千鶴が堺に着陣する。

出典：『多聞院日記』同年月5日条

元亀1年　1570年　4月23日　18歳

「永禄」より「元亀」に年号が改まる。

出典：-

元亀4年　1573年　3月22日　21歳

篠原長房が三好長治の居城・勝瑞城（阿波国）を去り、所領の河島（阿波国）に退去する。

出典：『南海通紀』巻10「阿州河島合戦記」

元亀4年　1573年　5月20日　21歳

三好長治が篠原長房を討つべく、勝瑞城（阿波国）より十河存保を大将として長房領の河島（阿波国）に軍勢を遣わす。

出典：『南海通紀』巻10「阿州河島合戦記」

元亀4年　1573年　6月10日　21歳

河島（阿波国）にて十河存保と篠原長房が戦い、存保が勝利する。長房は上桜城（阿波国）に逃れる。

出典：『南海通紀』巻10「阿州河島合戦記」

元亀4年　1573年　7月16日　21歳

三好長治の命を受けた十河存保が篠原長房の居城の上桜城（阿波国）を攻める。長房は応戦するも、敗れて自害する。
三好長治勢：十河存保［大将］、植松帯刀（篠原長重討取）。
篠原長房勢：篠原長房［大将］（自害）、篠原長重（戦死）。

出典：『南海通紀』巻10「阿州河島合戦記」

天正1年　1573年　7月28日　21歳

「元亀」より「天正」に年号が改まる。

出典：-

天正1年　1573年　11月-日　21歳

織田信長の命をうけた佐久間信盛が三好義継の籠る若江城（河内国）を攻める。
織田信長勢：佐久間信盛［大将］、松井康之。
三好義継勢：三好義継［大将］、金山武春、多羅尾右近、池田教正、野間佐吉、那須久右衛門、岡飛騨守、江川。

出典：『信長公記』巻6（18）（「三好左京大夫謀反の事」）、『綿考輯録』巻2

天正1年　1573年　11月-日　21歳

佐久間信盛が三好義継の籠る若江城（河内国）を攻める。
織田信長勢：佐久間信盛［大将］、松井康之。
三好義継勢：三好義継［大将］、金山武春、多羅尾右近、池田教正、野間佐吉、那須久右衛門、岡飛騨守、江川
義継家臣の多羅尾右近・池田教正・野間佐吉が信盛に内通し、金山武春を殺害して、若江城（河内国）城内に織田勢を引き入れる。

出典：『信長公記』巻6（18）（「三好左京大夫謀反の事」）

天正1年　1573年　11月16日　21歳

若江城（河内国）にて三好義継が自害する。那須久右衛門、岡飛騨守、江川が殉死する。

出典：『信長公記』巻6（18）（「三好左京大夫謀反の事」）

天正2年　1574年　10月-日　22歳

三好長治が香西氏を攻めるため、三好越後守、篠原自遁、重清豊後守の軍勢3000を讃岐国に遣わす。

出典：『南海通紀』巻11「阿波讃岐違却記」

天正3年　1575年　9月-日　23歳

三好長治が重清豊後守、大西覚養、海部左近将監、篠原自遁、矢野駿河守に寒川氏の昼寝城（讃岐国）攻めを命じる。

出典：『南海通紀』巻11「三好家兵将発向讃州寒川記」

天正4年　1576年　12月5日　24歳

細川真之が勝瑞城（阿波国）を出て福浦出羽守を頼み、伊井谷に逃れる。

出典：『南海通紀』巻11「三好長治滅亡記」

天正5年　1577年　3月28日　

別宮（阿波国）にて三好長治が一宮成助、井沢頼俊の軍勢2000に包囲され、辰刻（7-9時）自害する。

出典：『南海通紀』巻11「三好長治滅亡記」